本日も100km超え、獲得標高こそ無いもののアップダウンが続く道。
前日の反省を生かし、ボトルゲージフル装備。(バックにも一本忍ばせてる)
出発する時に、同室の人達からパンとボトルヨーグルト貰った。
最後まで良い人達過ぎる。
街から5kmも進むとご覧の荒野。
地平線まで何マイル?俺小さいなぁって思いたい方ぜひ。
同じ写真じゃないですよ。
路面は昨日よりはましだが、それでも粗い。
多分だけど、チャリンキャニオン国立公園入口のモニュメント。
絶景の中、ゆっくり進んでいく。自転車で良かったと思える瞬間。
おぉぅ。自転車で良くなかったと思える瞬間。
登り切って再びの荒野。稀に写真のようなお墓が有り、哀愁を誘う。
40km程度進んで、持って来たお菓子を齧り休憩。日陰さえ貴重。
気温は20℃程度と絶好なのだが、日差しが強い。
目的の街まで、残り50km。既に60km程度走ったが、人工物は看板・墓・電線電柱のみ。
山に向かってるんですけど・・・。
現在標高1100m程度。これ以上登らない筈なんだけど・・・
よく見ると、麓に家屋が出て来た。
住めば都と言うが、難易度高すぎるだろ。
山の入口地点に村があった。途中の町コクペク。
自転車で30秒も有れば、通り抜けれるくらいの小さい村。
水分とカロリー補給。
揚げパン?売ってた。中に肉野菜炒めが入ってて旨い。レンジで温めてから出してくれた。
心配してたが、下りの峠だった。山間部を10km程度一気に下りますが、路面が粗く怖くてスピードが出せない。
下り切って、さらに20km程度進んで目的の町シェリクへ到着。
カザフの町は碁盤目状に作られてることが多いみたい。
早速宿探しで市内をウロウロするが、案の定英語の看板が無い。
埒が明かないので、公園でタバコ吸ってたオッチャンに前日ホテルで聞いた
数個のロシア語単語を武器に突撃。
そしたらば、ちっこい商店に連れて行かれた。
ホテル併設のお店?にしては小さくね?とか戸惑ってたら電話を渡された。
何ぞ?とビビりながら受け取ると電話の向こうから流暢な日本語が!?
泊まる所が無いならば、家に泊まりますか?だと・・・?
遠慮なくお世話して頂きます。
(公園のオッチャンは、この店の知り合い。日本語出来る人間が居るのを知ってたから、
ここに連れてきてくれたんだった。)
写真の指さしてる女の人がスーパー日本語使い。
何でも、日本の文部科学省主催の外国人留学制度を利用して、日本への留学経験もお持ちだとか。
因みに、この制度カザフ中の学生から一名だけを選出する。それに受かったとの事。
それと、昨今カザフスタンで開かれた、アジアの国際スポーツ大会で日本のVIP(2ch関係無いよ)の通訳を務めた超エリート様。
自分みたいな小汚い日本人と喋ってる場合じゃないでしょうに。
(実はこの一家元中国籍らしい。ただ皆様ロシア語・カザフ語がしっかり出来る。
元々のスペックが自分と違い過ぎる。)
使いそうなロシア語を教えて貰ったり、隣国のビザ習得できる街確認したりと
色々教えて貰った。
夕飯もご馳走になった。
(これは夕飯前の繋ぎ。自家製のパンが旨くてバクバク食ってたらメイン有りますからね。
って言われた。
ぉぃ)
メイン。肉じゃがみたいな感じ(名前教えて貰ったんだけど、忘れた・・・)
辛くは無く、ご飯が進む味付け。旨い。
タイからズート辛い物が多かったから、カザフ入ってそれが無くなったから幸せ。
カザフの人達が親切って話はホントだった。
父ちゃん母ちゃんもちゃんと会話出来なくて、ごめんなさい。でも最大の感謝を。
自転車じゃなかったら、絶対に出会えなかった。
それと自分の強運にビビる。直ぐに悪い事が起きないか不安になる。
本日の走行距離 128km
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